読んだロボット本


80年代のホビーロボットに関しては、ゲーム機周辺としていろいろと調べたのですが、
90年代〜現在に至る部分のロボット業界の知識がスコンと抜けています。
飲み会などでもいろいろとお噂は伺えるのですが、ある程度まとめて知識を仕入れたい思い、いくつか資料を読んでみました。やや古い本が多いのは、本代節約で図書館も利用したためです。

『プロジェクトX 挑戦者たち 第VII期 復活の日 ロボット犬にかける (2004・ビデオ)』
『ロボットの天才:ロボットクリエイター高橋智隆 (2006)』
『ロボット研究者からのメッセージ (2006)』
『ロボットおやじの"ものづくり魂" 赤澤洋平 (2007)』
『史上最強のロボット (2009)』
『RTスピリッツ・人に役立つロボット技術を開発する (2009)』
『人が来た夢ロボットの来た道 (2011)』
『私のとなりのロボットなヒト (2012)』
『ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか (2012)』
『MAKERS - 21世紀の産業革命が始まる (2012)』





あくまで読んだ本の範疇からですが、
2000年前後の国内のロボットと世の中の話題とのリンクは、
ざっくりと3つの軸+αで捉えると分かりやすいのかなと思いました。

【ロボカップ系】→民間へ。
pho_robo.jpg浅野先生や石黒先生が求心力。
前田さん(ゲーマーにはゲームのるつぼでおなじみ)が開発したボードが、Vistonボードとして商品化。
赤澤さんは大阪の中小企業を中心にRooboを組織化、ロボット関連事業と組織を拡大。
高橋さんは日本のロボットデザイナーの顔として活躍。現在はキボウプロジェクトの中心に。


【ASIMO系】→大学へ。
photo04.jpg川田工業のHRPがASIMOの改造型であるという記述あり。
HRPはいくつかの大学で研究用のベース機体として活躍。
NEXTAGEがこの直系かどうかはわかりませんが、RTミドルウェアに対応


【AIBO系】→?
sony.jpg開発には永塚さんやナムコ遠山さんも登場。
遠山さんつながりなので、80年代のナボットのDNAが少し入っているかも。
二足のSDR系もたぶんどこかに派生しているはずと思うのですが、読んだ資料からは消息つかめず。


【その他】
2009~2013年度実施の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」(NEDO)をはじめとする、
官学、産学、産官学による無数のプロジェクト。
着々とビジネス化され、日々のニュースに。




【海外の動きまとめ】
ついでに、最近ホットな話題が多い、海外のロボット関連の動きです。
米国IT企業各社の動きを、検索で分かる範囲で整理してみました。
かつてのOS戦争や電話戦争のように、ロボットも本格的な合従連衡の戦国時代に入ってますよね。

Google → Willow Garageがあったが、最近SCHAFT含む7社をまとめて買収。
Amazon → Heartland Robotics(ルンバのiRobot設立者による会社)
Apple → PrimeSense(イスラエルの3D感知技術会社)
Microsoft → Hoaloha Robotics(元マイクロソフト幹部が設立)
Intel → Aldebaran Robotics(おなじみのフランス製ロボット)

日本企業や大学は最先端の技術を持っているとは思うのですが・・・
意図的に防御しないと、骨抜きにされるのは時間の問題かもしれません。

「オールジャパン体制で新作業を創出したい」(GRX 本田幸夫氏)
「“オールジャパン”の体制づくりを目指す。」(産技研 大場光太郎氏)
がんばってほしいです。




出版された本や検索が情報のソースですので、間違いなどありましたらご指摘ください。
スポンサーサイト

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
46107_CONSOLOID_GUID_FACE_200.jpg





■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク