スーパー32Xのリンクケーブル自作


ご存知の方も多いと思いますが、スーパー32Xというのはセガメガドライブ用の拡張機器です。16bitのメガドライブをポリゴンが使える32bit機にバージョンアップすることさせるできます。
スーパー32Xに関しては今まで全く触れたことがなかったのですが、超合金的な合体をする(いわゆるセガタワー)には興味がありました。

先日「ステラアサルト」というソフトをそこそこの安さで入手しまして、これを機にスーパー32X自体も入手してみようという話であります。
予算をケチって付属品なしの一番安い本体を選びました。




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スーパー32Xの本体だけを買ったところで、何とする。




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写真はスーパー32Xの背面です。
実はスーパー32Xは付属品が超重要なのでした。遊ぶには、

1)メガドラ2と兼用のビデオケーブル (ADAPTORに挿す)
2)メガドラ2と兼用のACアダプター (A/V OUTに挿す)
3)メガドラとのリンクケーブル (A/V INに挿す)

の3点が必要になります。

メガドラ2が手元にあるので、1と2は何とかなるとして、問題は3のリンクケーブルです。

リンクケーブルなしでスーパー32Xからテレビに接続すると、映像の同期がとれず画面は大きく乱れます。
ちなみにピンの中のRGB線1本をつないでみると、同期が確立してポリゴン映像が見られるようになります。
ただし2D描写の部分は正しく表示されません。どうやら2Dの描写はメガドラ本体側で行い、RGB信号でスーパー32X側に渡しているようです。ということで、やはりリンクケーブルは必要になります。

さて、リンクケーブルのみの入手は難しいため、自作する必要があります。
作り方を調べて、素材を集めて、調合する必要があります。のんきにモンハンで遊んでいる場合ではありません。




第一の難関は、ピンアサインの特定です。
日本語サイトではちょっと見つからなかったのですが、海外のサイトなどで見つけることができました。
http://www.mmmonkey.co.uk/console/sega/32x-stereo.htm
さすが、メガドライブ。海外にはマニアが多いようです^^

答えが分かってみれば、入力側のピンアサインは、それぞれ出力ピンに対応する場所にあったということでした。
つまり、スーパー32Xの入出力ピンの配置は、メガドラ2の出力ピンの配列と同じということで、
RGB HOSPICEさんのピン配列がそのまま参考になります。(初代メガドラスーパー32X




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第二の難関は、コネクタの入手です。
8bitマニアにはお馴染みのDIN形式ですが、それぞれクセがあるので注意が必要です。

【メガドライブ用のDIN 8 ピン】
 周囲のピンがU字型の配列で、オーディオ用と言われるもの。レア。(写真右)
 秋葉原で入手しやすいパソコン用のDIN 8 ピン(写真左)は、周囲のピンがO型配置のため刺さりません。

【メガドライブ2用のミニDIN 9 ピン】
 ミニDIN 9 ピンという規格自体が秋葉原でもレアです。
 
レアというのは、千石電商などのメジャーな店では現在扱いがないということです。
ネットなら一発で見つかるかもしれません。

両方とも、なんとか秋葉原の駅前のパーツショップで入手することが出来ました。
ミニDIN 9 ピンの方は在庫が店頭の1個だけでした。ギリギリセーフで危なかったです。
お店の方に聞くと、DINを買いに来る客はよくいるそうなのですが、入荷がない状態が続いているようです。




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組み立てです。中のケーブルには8芯ケーブルを使いました。秋葉で200円程度@1mで買えます。
ミニDin9ピンの半田付け作業は不器用な私にはちょっと細かく、あまりやりたくない作業です。
どうか一発で成功しますように・・・




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ケーブルの完成品です。
スーパー32Xの音声入出力はステレオですが、初代メガドライブの音声の出力はノーマルです。
そこでステレオピンジャックからの出力を、スーパー32Xへの入力に回しています。
DIN8ピンのソケットに穴をあけてステレオケーブルを出しているのですが、奇形植物ぽくてちょっと怖い感じになりました。
手持ちのフェライトコアを後付けしましたが、純正のケーブルにもついているだけあって、これはどうやらあった方が良いようです。




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そしてこちらがメガドライブ32bit戦線仕様の雄姿です。周辺機器などのアイテムをどんどん増やしていった当時のセガには、どこかしらジオン軍的な雰囲気が漂っています。そこに惹かれます。ロマンがあります。




お目当ての「ステラアサルト」は、ごくオーソドックスな3Dスペースシューティングゲームで、自由に動けるスターブレイドといったところです。
画面が洗練されている分、宇宙空間がムリなく表現されており、名作X-wingを彷彿とさせる出来栄えです。
特にゲーム後に自分の戦闘を動画でみることができるトレースモードのカメラワークは秀逸です。
X68000用のスターウォーズを彷彿とさせますが、それもそのはず、開発者は同じ方です。
スーパー32Xの魅力を最大限に引き出した名作です。
ノーマルモードで遊びましたが、赤い機体の方が火力が高い分クリアが容易でした。


(ステラアサルトのYouTube動画です。プレイ画面は4分ごろから。)




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余談ですが、手持ちのメガドラ2用ステレオAVケーブルは、ラインケーブルの左側が、6番ピンのaudio mono につながっているものでした・・・。写真のケーブルを買い直しましたが、こちらはちゃんとライン出力が8番9番のピンにつながっているステレオ仕様でした。

ただ、ステレオケーブルを使用すると音声のノイズを信号ケーブルが拾ってしまうようで、時々ハングアップしました。フェライトコアをつけたり本体の音量レバーを下げたりすることで状況は改善するようですが、ステレオ音声は本体のイヤフォンジャックからテレビにライン入力したほうが安定するようです。
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購入手段

スーパー32X中継ケーブルのほかにも色々売ってますね。
http://www.retrogamingcables.co.uk/

確実な需要が見込めるので日本の代理店に頼みました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~g-take/itemdc.htm

はじめまして

daikiさまコメントありがとうございます。

互換品が売っているなんて・・・本当に海外はSEGAが根強いですね。
プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
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■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

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