ツインスティックを改造してPS2用に


RX計画を進めます。
今回はロボット/タンク操作用のツインスティックに挑戦します。




家庭用ゲーム機用のコントローラーを汎用的な無線ロボットコントローラーにするには、
以下の5アイテムがあればよいことが分かりました。

1)「SBDBT」(+PICkit3)
2)「USB Bluetoothアダプタ (BSHSBD04BKなど)」
3)「Wiiコントローラー」
4)「PS用コントローラ→Wii用変換ドングル(ANS-W002など)」
5)「PS用コントローラ」


1)〜3)があれば無線化は可能になりますが、5)まで準備することで、コントローラーにバリエーションをつけることができます。
4)のドングルを他のものにすれば、PS以外のコントローラーが使える場合もあります。
ただし、ドングルは慎重に選ぶ必要があります。(もちろん、使えないコントローラー、ドングルの組み合わせもあります。)

これらの導入方法に関しては、過去記事がありますので割愛させていただきます。
ROBOXERO(81) Wiiリモコン_1
ROBOXERO(83) Wiiリモコン_2
ArduinoでFCコントローラー読み取り
ロボ用wii拡張コントローラーの準備




ツインスティックは、セガサターン用のものを使用します。
(今でもヤフオクで安く手に入ります。)

ロボを動かすだけならツインスティック自体をWii専用に改造すればよいのですが、
汎用性を考え、PSコネクタ用に改造することにしました。
・PS→Wii変換ドングルでWiiリモコンにつなげられる。(ロボットの操作に使える。)
・純正のデュアルショック基盤を使うので、変換ドングルの相性も問題ない。
・他の変換コネクタも充実している。(PS2用→PC用、PS2用→PS3用も1000円以内で売っている。)
・なので、PC経由の操作にも使える。(主にロボサバ)
・ネットでの技術情報が充実。
などの利点があります。




th_CIMG1435.jpg

セガサターン用ツインスティックの配線です。

スティックの配線(写真右側。上から順。左右スティックとも同じ基盤)
・下-黒
・上-茶
・左-赤
・右-オレンジ
・GND-黄

ボタン基盤の配線(写真下側の3本線。左右スティックとも同じ基盤)
・丸ボタン-赤
・トリガー-茶
・GND-黒

スタートボタンとセレクトボタン
・別途購入したプッシュスイッチを使う。



th_CIMG1436.jpg
ちなみにレバーの中身はこんな感じになっています。
基盤が1枚はいっていて、表側にゴム接点スイッチ、裏側にトリガー用のタクトスイッチが入っています。
ゴム接点スイッチの反応が悪くなっていたので、ゴム接点に鉛筆をこすりつけ接点を回復しておきました。
これで感度も新品同様です。


th_CIMG1437.jpg
トリガー用のタクトスイッチ。
これをどうやって押すかと言いますと・・・


th_CIMG1438.jpg
トリガーからアームを経由してタクトスイッチを押す機構です。
スプリングで遊びの部分が作ってあり、トリガーを最後まで押しこむことでアームがタクトスイッチに届き、カチッとなります。
ツインスティックの小気味良いクリック感は、こうやって表現されていたんですね。




次は、PS用の純正コントローラーを分解します・・・が、
うっかりデュアルショックを購入(370円)してしまい、大変面倒なことになりした。
デュアルショックはボタンの基盤が薄いフィルムになっており、はんだ付けしようとすると溶けてしまいます。
薄いフィルムは基板のスロットに刺す方式で、その先もかなり細かいピッチの回路になっており、やはり半田付けは困難です。
さてどうしたものでしょう。




ポクポクポクポク(約3時間)・・・チーン!




th_CIMG1442.jpg
かなり力技ですが、フィルム基盤用のスロットに、強引にリード線を刺していくことにしました。
芯線の直径が0.7mmぐらいの単芯線が、コネクタの接点の溝にちょうどよくハマりました。

単芯線
コネクタの断面はこんなイメージです。微妙な直径が、溝にハマり、コネクタの接点と通電してくれます。
溝がガイドになり単芯線がまっすぐ入ってくれるので、左右の配線との絶縁もなんとか確保できています。
単芯線の被覆が太いので、被覆アリ・被覆ナシと順番に差し込んでいきます。


th_CIMG1443.jpg
オススメ出来ない方法ですが、デュアルショックを買うという私と同じミスをしてしまった方のために念のためアップしておきます。
配線はある程度外れにくいですが、線の束はホットボンドなどで固めた後にさらにテープで固定するなど、しつこく補強しておいた方がよいと思います。




ツインスティックのケーブル線の先をQIコネクタのメスにし、該当箇所の単芯線に差し込んでいきます。
こうすることで、配線ミスもカンタンに直せますし、ツインスティックを他のことに使う際にも融通が効きます。




th_CIMG1448.jpg
できあがり。
ミスなど一切なかったかのような平和な外見です。
左上に差し替えたスタートボタンと、セレクトボタンを追加してあります。

PS2のバーチャロンマーズ(780円)を試してみましたが、無事動きました。
PS用のナムコミュージアムのアサルトも、ツインスティックで楽しめました^^
もちろん、純正基盤ですから、Wiiコントローラーにも変換機経由で接続可能です。
めでたしめでたし。

PS3用のバーチャロンが発売になる&専用スティックが3万円ほどするらしいですが、
この方式なら3,000円~4,000円ぐらいでPS3化が可能だと思います。
(私は数ヶ月前に1000円台で入手しましたが、今ヤフオクを見たところ、相場が若干上がっていました。)
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二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

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■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

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