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イジェクトレバーの省スペース化


カートリッジイジェクトレバーはファミコンらしさを演出する重要な要素ですが、
本体ケース内部に電子パーツを仕込むにはスペースをかなり圧迫しています。

そこで、イジェクトレバーのギミックを活かしつつ、筐体内部のスペースも確保できるよう、
改造してみたいと思います。




th_CIMG1415.jpg

イジェクトレバーはかなりの負荷がかかる部分で、さすがに強固な作りになっています。
スロープ付きの2つの樹脂パーツで中央の垂直の鉄板パーツを挟み、ネジでガッチリ固定する構成になっています。

まず、その強固な樹脂製のピラーを、アルミ板で置き換えてみます。
アルミ板は薄いですが、力のかかる方向に平行に配置しているので問題ないと思います。
さらにL字折りで補強しつつスロープ樹脂と固定することで、強度を高めておきます。
これでうまくいけば、かなりのスペースを確保できそうです。




th_CIMG1417.jpg

次に、中央の鉄板金具の代替品を作ってみます。
薄いアルミを2枚組にしてL字に折り、接触面を増やします。




th_CIMG1419_20130115013310.jpg

ドッキングしました。いい感じのGディフェンサーになりました。
テストしたところ強度が足りないことが判明したので、手持ちのアクリル板で補強しました。
(アクリルは割れやすいので、補強するにせよ、アルミかABSにしたいところです。)




th_CIMG1420.jpg

0.5mm程度の薄いアルミ板で作ってしまったこともあり、強度が若干心もとないですが、無事、カートリッジをイジェクトすることが出来ました。1.5mmぐらい厚さあれば、よい感じだと思います。

このスペースは横幅が94mmで、RaspberryPiのボードがちょうどギリギリ入るサイズです。
ギリギリなのでRaspberryPiボードにコネクタ類は刺せませんが、90度回転させて配置すれば問題ないです。
高さもケースを閉じた状態で25mm以上ありますので、
単にファミコンをLINUX機にするだけであれば、ハード的にはこれで出来たも同然です。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。
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「コンソロイド ガイドブック」
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■作成中の機体
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RX-7.5 ゼロタンク
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RXM-7.9 ゼムネス
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以下続く

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