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紅白ファミコンのAV化


息子から「友達とニューファミコンのファミスタをやりたいのに妹がスーファミのスーパーゲームボーイで遊んでいるので一本しかない共用のAVケーブルが使えずファミスタができないYO!」
というクレームが入りました。
結局紅白ファミコン+RF変換器+ブラウン管テレビの組み合わせで遊んでもらったのですが、
そういえば紅白ファミコンをコンポジット出力するというのをまだやってませんでした。やります。




今回改造するファミコンの基盤は「HVC-CPU-07」です。
基盤にはHVC-CPU-01〜08、HVC-CPU-GPM-01〜02などいろいろなタイプがあるそうです。
中でもこの基盤は最も売れたロットの基盤ということで改造方法もかなりメジャーなようです。

参考URL)
http://vaot.mydns.jp/fc/noise4.htm
http://meganemushi.blog.fc2.com/blog-entry-162.html
http://ifs.nog.cc/yoshikiyoshiki.hp.infoseek.co.jp/AVFC.html
http://d.hatena.ne.jp/Narr/20160911
http://www.geocities.jp/beta_reverse/vb-se_100421-fcmod/fcmod.html
https://wiki.nesdev.com/w/index.php/PPU_pin_out_and_signal_description




th_CIMG9938.jpg

まずビデオ信号の取り出しです。
PPUの21ピンからビデオ信号が出ていますので、その信号を出口のところでいちど捕まえます。
上述のサイトを参考にしながら、
①写真のように100Ωの抵抗を追加し、そこからトランジスタのエミッタを直結します。
こちらの改造はおそらくPNPトランジスタで増幅される信号を取り出す際に、エミッタの抵抗を迂回させて小さくすることで信号の電流を大きくしておこうというものと思われます。




th_CIMG9945.jpg
th_CIMG9942.jpg

音声信号もまとめて取り出せます。
出力の際にはコンデンサと抵抗を入れます。
②映像信号は220μF+100Ω
③音声信号は47μF+1kΩ
としてみました。
ちなみに映像と音声の信号ですが、電源基盤へと伸びている7本並んだ銀色の線のうち、基盤の裏面から見て拡張端子を下にした時に一番左が映像、3番目が音声、一番右の7番目がGNDです。




th_CIMG9946.jpg

そのままだと縦縞がちょっときついので、パスコンを入れて縦縞の軽減をしています。
④PPUの40番ピン(Vcc)のところに1μFのパスコン
⑤追加した映像信号の出口のところに330pFのパスコンを入れて見ました。
 
この④のパスコンは、画面の縦縞をある程度軽減してくれます。
また、⑤のパスコンも細かい縦縞を消す効果がありますが、1000pFまで大きくしてみたところ画像がかなりマイルドになりました。せっかくコンポジットなので鮮やか感が出るよう、やや強めの映像ということで330pFにしておきました。




th_CIMG9948.jpg

映像と信号の取り出しは、ステレオミニジャックにしました。
取り付け場所は迷いましたが左上です。
ちょっと干渉してしまうので、リューターで削りました。
削った柱は横の壁とも一体になっているので、強度的にはセーフかと思います。




th_CIMG9960.jpg

ブラウン管のモアレと区別がつきにくいですが、画面です。
まだ少し縞がありますが、ファミコンらしさの範疇かと思います。

縞対策についてはいつか徹底的にやってみたいですが、
・PPUに入力する電源を平準化して安定させる
・PPUのビデオ出力をピンから直接とりだし、
 シールド線などを使い綺麗な状態で別途準備した増幅回路に入れる。
の2つをやればかなり良い感じになるのではないかと思っています。
でもニューファミコンがあるのでそこまで頑張らないと思います。




th_IMG_8206.jpg

仕上がりはなかなかのものだと思います。
ライン出力端子をドカドカと並べるのも魔改造感があって悪くないですが、
ミニジャックだとコンポジットも出力できるんですよとワンポイントでさりげなく主張する感じになります。
もちろんRF端子もそのまま使え、RFとコンポジットの同時出力も可能です。
音声についても、今回のライン出力の方がエッジが立った音になります。
30年ぐらいやってみたいと思いながら先延ばしになっていたことを完了できてスッキリです。




th_CIMG9929.jpg

あと、アーケード筐体の方もちょっとやりました。
横画面への変更テストと、JAMMA基盤の動作テストを兼ねまして、ミスタードリラーGを動くようにしてみました。
ミスタードリラーなら自分もちょっと遊びたいですし、比較的新しくてこなれたゲームなので子供達も遊べます。

ニンテンドーラボも買ってみましたが、開けるのはもう少し先です。
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テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

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プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
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■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

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