PCエンジンをPC-KD862につなぐ


PC-8801SRやX1をWEGAのAVマルチ入力端子につなげることが確認できた ので、
今度はPCエンジンやメガドライブがPC用のモニタ(PC-KD862)につながるかを試してみたいと思います。




まず大事なのは同期信号です。
PC-KD862の同期信号はC-sync1本ではなく、H-syncとV-syncの2本が必要です。

もしかするとPCエンジン自体からH-syncやV-syncをのものが出力されているかもしれませんが、
メガドライブやスーファミ用の分離器もいずれ必要となるため、同期信号を分離する回路を組む方針で進めたいと思います。




同期を分離するには専用のICがあるのでカンタンです。
秋月でも売っているLM1881(VideoSyncSeparator) を使います。

LM1881.jpg

ICを駆動するのに+5Vの電源が必要ですが、RGB系の線にはAVコントロール信号という+5Vが出力されていることがほとんどなので、それを使います。
(ちなみにAVコントロールはRGB21ピン規格などで使われる仕様で、+5V(HI)ならこの系統の入力を有効にする、というスイッチのような役割があるようです。)

回路はデータシートのものが素直に使えます。




LM1881で注意すべき点は、3点です。

1)入力に使う信号は、COMPOSITE VIDEO。(COMPOSITE SYNCではない!)
2)出力する同期信号は、V-syncとC-sync(純粋なH-syncは出力されない!)
3)でも、C-syncはH-syncとして使えなくもない。

夜中に説明をちゃんと読まずに作業したり個人サイトの解説をうのみにすると、
1)でコンポジットシンクを入力して頭を抱え、2)で絶望し、3)で魂が救われるというステップになったりして無駄な一喜一憂が生じます。




RGBステレオブースター にはマルチAV入力端子用にRGBに抵抗をいれてありましたが、その抵抗は今回ははずします。
リミッターを解除されブーストされた状態のPCエンジンをPC-KD862に映し、さらにアクティブスピーカーにステレオ音声も接続します。

画面の美麗さはもちろん、PCエンジンのステレオサウンドの迫力には改めて驚かされます。
PCエンジンのRGB映像×ステレオサウンドがここまで圧倒的な表現力だとは思いませんでした。
とくにR-TYPEの音楽はディテールまで再現され、ステレオ効果で広がりと深みが出ています。
妖怪道中記は念力を右に発射すれば右スピーカー、左に発射すれば左スピーカーという変化も楽しめます。
スペースハリアーもまあまあです^^




ただし、やはりH-syncの代わりにC-syncを入れているので、画面のブライトネスを上げたり、真っ白の画面では、同期がとれていないことがバレてしまいます。
さらに、同期信号が完璧でないため、モニタのボリュームで微調整しても、電源を再投入するとすぐに同期がズレてしまいます。
これを克服しないとRGB化を達成した気がしません。

調べてみますと、EL1883というIC ならば本物のH-syncを出力してくれるようです。
これさえ手に入れば同期問題は一発解決するに違いありません。
問題は手に入るかどうかです。

・LM1881のC-syncからH-syncを作る(タイマーICなどを使うようです)
・EL1883を入手する(見つかれば一発解決)
・にげる

 どうする?

みたいな3択がちらつきますが、
EL1883を探しつつ、ダメならC-syncからH-syncを生成するという何の意外性もない方法でこのクエストに挑みたいと思います。

RGB化に成功したら二足ロボットに戻ります。
スポンサーサイト

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
46107_CONSOLOID_GUID_FACE_200.jpg





■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク