SMC-777cのキースイッチの修理


ジャンクのSMC-777cを入手したのですが、見た目にもいろいろ壊れています。




th_CIMG3613.jpg

【故障その1】
なぜか、背後の電源線がブツ切りにされています・・・
電源線の付け替えは何度かやったことがあります。パーツショップで購入し、修理完了です。
コツは、元となるべく同じ太さ(細め)の電源線を選ぶことで、太さが同じであれば、電源線を挟み込むキャップのような部品がそのまま使えます。




th_CIMG3611.jpg

【故障その2】
致命的なのはこちらです。キーのスイッチが根元からポッキリと折れています。
どう修理したものか。。。


現行品ではMXキースイッチ が比較的近そうですが、ピッタリ合うとは限りません。また、MSXなどのジャンクからの流用も考えましたが、正解がどれか分かりません。。。

昔の自分ならここで諦めていたと思いますが、プラモと電子工作を経験している今の自分なら何とかなるような気がします。




ということで、パーツの複製にチャレンジしてみることにしました。
過去に1/200のガンダムをジムに改造したことがあるのですが、その時にヘッドパーツ作成でプラリペアを使ったことがあります。(記事
プラリペアはカッチカチに固まってかなりの強度になる樹脂で、「型思い」や「おゆまる」などの型どりと合わせることで、精密な3D複製が可能になります。
ミルフィーユ方式を使えば、素人でも精度の高い複製が可能です。




th_CIMG3638.jpg

さてこちらは、SMC-777c のキースイッチの分解図です。
修理の参考用にはずした壊れていない方のスイッチです。
メカニカルキーボードのスイッチの中身って、こうなってるんですね。

念のため、スイッチ単体の取り外し方です。
1)半田シュッ太郎などでスイッチの半田を除去する。
2)スイッチ左右のツメを挟みながら、
3)基盤とスイッチの間にマイナスドライバーを差し込んでスイッチを持ち上げる。
これでOKです。何のことを言っているか分からないかも知れませんが、こういう情報がいつかどこかで誰かの役に立つこともあるかもしれません。




th_CIMG3649.jpg

白のプラリペアで複製しました。右が本物、左が複製品です。
1個目は失敗しましたが、2個目は型をとりなおし、成功しました。
スイッチとしてなめらかに動くように、余計な部分を削り、カタチ、動きを調整します。




th_CIMG3650.jpg

組み立ててみました。
上が本物、下が複製品です。
ちゃんと動くようになりました。我ながらびっくりです。
あまりにうまくいったので、ニヤニヤしてます。魔法使いになった気分であります。
それにしてもプラリペアすごいです。レトロ修理界のSTAP細胞です♪




あとは、
【故障その3】:フロッピーディスクが物理的に固まっている。
【故障その4】:ディスプレー用のケーブルがない。
の2つをクリアすれば、SMC-777c は完全復活となります。

根気があればなんでもできる! ダー!
スポンサーサイト

テーマ : 自然科学
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
46107_CONSOLOID_GUID_FACE_200.jpg





■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

ブログ内検索
最近の記事
最近のコメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク