アルミ素材一覧表


一口にアルミ素材といっても、
ゼムネスの肩パーツのように簡単に曲がる素材もあれば、
ひてん2号の足のように丈夫な素材もあります。

ということで、アルミ合金のまとめです。

ジュラルミンは普通のアルミに比べて硬さが倍以上あり頼もしいです。
5052アルミで作ったギアはすぐに崩れてしまったので、チタンなどで作らないとダメかと思いましたが、ジュラルミンもチタン級の硬さがあるようです。
そして、CFRPは圧倒的です。
以下メモです。




アルミ合金番号 特徴
A1050 アルミ99%以上の純アルミ。。たたいて形にするのに向く。薄い板が中心。
A2011 快削アルミ。特に切削性が良い。
A2017 ある程度硬いアルミ。切削性が良い。ジュラルミン。
A2024 2017より強いアルミ。強度的には構造用鋼のS45CやS50Cと同程度。超ジュラルミン。
A5052 板用耐食アルミ。クリアラッカーを塗るか、アルマイト処理が必要。
A5056 丸棒用耐食アルミ。
A5083 溶接構造用合金。
A6063 平角棒、四角棒、アングル、チャンネル、丸パイプ、四角パイプ、平角パイプに使われる。
A6061 平板と丸棒用。6063の同類。
A7075 2024より強いアルミ。超々ジュラルミン。
アルミーゴHard A7075より強く、S50Cを超える強さ
A7N01 航空機や新幹線などにも使われる強度の超々ジュラルミンの上




・アルミは白く錆びる。
・O処理:焼きなまし。焼いて熱して、ゆっくり冷ますと、やわらかい素材になる。
・T処理:加工硬化。高温→急冷→時効効果で、かたい素材になる。
・アルマイト処理でも、耐食性、耐摩耗性が向上する。
・硬さは、5000台(ふつう)→2000台(かたい)→7000台(かなりかたい)




参考1)各金属の硬さ比べ
http://www.toishi.info/metal/hardness.html
http://www.sankyo-ss.co.jp/about-cfrp/copy_tannsosenitomatorikusu.html
http://www.geocities.jp/mo_ya_ne/material.html

強さ(ヤング率)比べ。
ABS(2.7)→アクリル(3.1)→A5052(69.3)→A2017(69.1)→A7075(72)→7N01(?)→チタン(107)→ステンレスSUS304(197)→機械構造用炭素鋼S45C(199)→CFRP(225.40?)

ビッカース硬さ (HV)比べ。
ABS(?)→アクリル(20)→A5052(50)→7N01(116?)→A2017(130)→A7075(155)→チタン(110~150)→ステンレスSUS304(187)→機械構造用炭素鋼S45C(201~269)→CFRP(?)




参考2)各加工サービス

■ ろぼとまさんの切削サービス価格例(板の値段込み)

アルミ板 A5052 (190×240mm) 耐食アルミ
・板厚1.0mm  4,725円
・板厚1.5mm  6,825円
・板厚3.0mm 11,550円

アルミ板 A2017 (190×240mm) ジュラルミン
・板厚1.5mm   8,400円
・板厚3.0mm  12,600円

アルミ板 7N01 (190×240mm) 最強のジュラルミン
・板厚1.5mm   9,975円

■ DMMの鋳造サービスの金属
・ステンレス:SUS630相当
・チタン:硬さ不明
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ジャンル : 学問・文化・芸術

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No title

すごくわかりやすいリストありがとうございます!
ホビロボに関係ありそうなメッキの種類が一望できて頭スッキリであります。

A5052はよく使っている(というか自分が使っているのがA5052ということを最近知った)ので強度や材質が体感として分かる気がするのですが、
スペックで見るとさほど差のないA2017は材質に対する実感みたいなものイマイチが湧きません・・・
ので、遠からず実際の板を手に入れて削ったり曲げたりいろいろと試してみたいと思います。

ふと、かわさきロボットの素材が参考になるのではと思い見てみました。
http://seiken.dotera.net/columnmaterial.html (中央大さん)
あんなにハードにぶつかり合う競技でも、A2017がメインのようでした。A2017ってスペックで見える以上に丈夫なんですね。

>実際自分の職場なんかだとコストや入手性等の問題でSUS304orA5052がほとんど

なるほど。。。もちろん必要十分な素材で綿密に設計されるのでしょうが、
採算度外視でいじれるホビロボは恵まれてるんですね^^

No title

>RTさんでやってもらえるアルマイトは、若干硬くなるとは聞きましたが、硬質というレベルではないのでしょうか・・・
RTさんのは染色という分類のアルマイト処理だと思います。

メッキの種類について昔調べてたころに見つけたサイトをのっけておきます。
全部がアルミに使用できるわけではないですが参考までに

http://www.neji-no1.com/surface/index.htm
http://www.mekkikakou.com/web/mekki_15.html


>重さを含めた素材の理想と、ホビーユースでの加工発注の実現性とのシーソーですね。。。

たしかにそうですね。
趣味の領域なんでこだわりある人はチタンとかジュラルミンとかバンバン使ってるのみますが
実際自分の職場なんかだとコストや入手性等の問題でSUS304orA5052がほとんどで
駆動系の上に乗っかる機構部品なんかがたまーにA2017だったりするくらいだったりします。
コストを優先で重量に制限がない場合周り塗装しちゃって中はみんな鉄+メッキだったりするのも多いです。


No title

ゴンタさん、ありがとうございます!
そういうプロ視点のご意見、ありがたいです。
5052の機械的な弱さは身をもって体験できました。。。

無電解ニッケルメッキとか硬質アルマイトとかあるんですね。勉強になります。
RTさんでやってもらえるアルマイトは、若干硬くなるとは聞きましたが、硬質というレベルではないのでしょうか・・・
http://www.rt-shop.jp/blog/archives/2619

重さを含めた素材の理想と、ホビーユースでの加工発注の実現性とのシーソーですね。。。
現時点での現実的な結論は、「交換しやすく設計し直して、消耗品としてドンドン交換しながら使う(苦)」ですが、
世の加工サービスをもう少し調べて、用途に合わせて使いこなしていきたいです。
みなさん、CFRPはどこで、いくらぐらいで加工しているのやら・・・

No title

メカ屋っぽい意見を一つ
アルミの特性として耐摩耗性が悪いというのが一つあるので
ギヤみたいなガッツリ擦れるような場所は、部分的にS45Cなんかの
磨耗特性のよさげな金属でやってあげるか、それがだめならメッキ処理で耐久性あげるとかの処理が必要かも。
無地のアルミの場合素手で触ると、その部分が手の油で腐食してあとがついてしまうので、
それを防ぐためにアルマイト処理をしてることが多いけど、磨耗性という意味ではあんまり変わらない
耐摩耗性ということなら無電解ニッケルメッキか硬質アルマイトがいいのかなぁ
まちがってたらごめんなさいと逃げの一言w
プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

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■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

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