CUBIS 1.5 アップデート


CUBIS 1.5という3Dプリンタを使っています。
すでにフィラメント4〜5ロール分使っておりますが、なかなか好調です。




出力用のソフトはRepetier-Hostなのですが、メーカー推奨のものはバージョンが0.56と少し古いです。
一方、いまMacで使えるのは1.0.1なのですが、メーカーに設定情報などはありません。
アップデートすることでいままで安定的に使えていたプリンタが使えなくなってしまう可能性もあり不安でしたが、
ちょっと試してみました。



slicer101.png

0.56では、SketchUpで少し複雑な形状をつくると、stlからG-Codeをまともに出力できないという問題がありました。
同じstlファイルを出力屋さんのサービスで出力するとバッチリ大丈夫でしたので、ソフトの問題ということも分かっていました。無料ソフトの限界とあきらめていましたが・・・

なんということでしょう。いままで欠陥だらけのG-Codeしか出力できなかったSlicerは、Repetier-Hostを1.0.1にアップデートすることで、適当にちょちょっと書いたモデルまで正確にG-Codeにしてくれるようになったのです。
設計自体は数分で終了しているにもかかわらず、正しくG-Code化するための書き直しのためだけに何兆時間要していた徒労はもう過去のもの。と3Dプリントまでが非常にスムーズに出来るようになったのです。




出力もRepetier-Host Mac 1.0.1から可能なのですが、2つ問題が見つかりました。
①ヘッドの移動ボタンを押した時、移動量+10のボタンを押しても+20になってしまう。
②出力後にヘッド待機場所に戻らず、範囲を超えた真逆の方に移動しようとする。

という感じでした。

解決法ですが、
G-Codeの書き出しは1.0.1を使い、
出力用のデスクトップはバージョン0.56を使用し、G-Codeを読み込む。

ということでなんとかなりました。

Repetier-Host Mac 1.0.1でそろえられると便利なのですが、
CUBIS 1.5自体をあまり使っている人がいないようで、アップデートの情報があまりありません。



フィラメントの送り出しでひっかかるという問題もあり、いままではフィラメントタンクからフィラメントを外に出す事で対処していました。
フィラメントのロールを引っ掛けておく軸のところに、クッキングペーパーを3枚ぐらいにまいてみました。
クッキングペーパーはツルツルで摩擦に強い上に耐熱性も高いので、大きいロボットのヨー軸の面にベアリング代わりに使っています。厚みを調整できるのでガタツキをほぼ無くする事ができるので、ロボづくりにもとてもおすすめできます。




ヒーティングベッドは、どうも温度にムラがあるようです。
赤外線温度計でみてもハッキリと温度差があります・・・
この温度差は、出力時のメクレとして出て来てしまいます。
この温度差とどう戦うかですが、目下はPLAを使っているので、
ヒーティングベッドの設定温度を40度まで下げることでうまくいきました。
(ちなみにノズルの温度180度にしています。)




そんなこんなでコネタ集でしたが、一人でも多くのSketchUp+CUBIS 1.5のユーザーの方のお役に立てばと思います^^
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ダミーサーボ作り


ゼムネスのレプリカを作る必要が出てきたので、作成中です。




まず一番こまりそうなダミーサーボの制作から。
小型とはいえ、1kgのものとなるとけっこうな質量になります。
角材をホームセンターでカットしてダミーにしてしまうとか、3Dプリンタで作ったサーボケースのフタ状だけ作って間に発泡スチロールを挟み込むなど考えましたが、ダミーサーボ一式すべてを3Dプリンタで作ってしまうことにしました。
家に帰って作業する時間はほとんどありませんが、3Dプリンタのボタンを押す時間ぐらいはありそうです。




CUBISの基本的な使い方を忘れていたのでメモ。
・Sketchupでカタチを作る→オブジェクト内部の余分なものを取り除く→STLファイルに書き出す。
・Rpetier-Hostを立ち上げる→コネクトボタン→余熱→stlファイルを配置→スライサーボタン→フィラメントのイジェクトテスト→必要ならのりを塗る→左上の「RUN」ボタン





th_A5.jpg

3Dプリントするオブジェクトは平面の部分を持たせるとうまくいきやすいようなので、
3つのコンポーネントに分割しました。
あとで組立の面倒が発生しますが、この形状であればブリッジなしで形成できます。

また、サーボホーンも最初から組み込んでしまいます。
なのでKHRのダミーサーボに似た形状になっています。
ロボゼロはサーボの長い面にもブラケットを取り付けることがありますので、ブラケット用の切り欠きも入れてみました。




th_CIMG6583.jpg

出力は一つあたり1時間ちょっと。
1回で複数の出力を行いたいところですが、フィラメントの送りだしに失敗して作業が停まり全ムダになることもあるので、2個ペア程度に。
ちなみにフィラメントが途中で出なくなった場合は、チューブの先から少し長めに引っ張りだしてから戻してみるとうまくいきました。




寝る前にCUBISを1回まわして朝になったら2個出来てる!というのを試してみましたが、2回連続で失敗しました・・・
失敗の原因はもちろんフィラメントが途中で出なくなること。

フィラメントのリールがうまく回転していないようなので、フィラメントを送り出す装置のバネのネジをきつめにしました。
また、リール入れの透明カバーをはずして、フィラメントをかなり緩めて余裕を持たせた状態でCUBISの外に置いておきました。リールは転がるようにしておきます。
結果、うまくいきました。(いまのところ)




th_CIMG6584.jpg

いっぱいできました。デスクトップ工場^^
ネジ穴はドリルであけ直すなど調整が必要でしたが、1回のタップ締めぐらいならまあまあ機能してくれています。
ちなみにバリトリ、組立は想像以上に面倒でした。
同じものをたくさん作る場合、コンポーネントに分けずに1発で出力できるならその方が絶対いいです。。。

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腰ヨーサポーター


ロボゼロは腰にヨーとピッチがあってとても便利なのですが、
ピッチはさておき、ヨー軸をサーボの軸棒1本で支えているのが心もとないです。
今まではサーボホーンにプラワッシャーをかませて支えの面積を増やしていましたが、
3Dプリンタなら形状自由なのでやってみました。




th_CIMG6241.jpg

ちょっと面積がでかすぎて、ライト級にしてはムダが多いのができてしまいました。やりなおし。




th_CIMG6244.jpg

いくつか試作。

①写真上のもの
最初の試作品です。無駄な面積も広く、3.7gぐらいあって重過ぎです。

②写真下のもの
面積を小さくし、肉抜きしてみたもの。
しかしながら3.2g程度とあまり軽量化できず。
肉抜き用に開けた穴の周りはスライサー的には壁とみなしてしまうため、
穴だらけ=壁だらけということになり、結果的に密度が高くなってしまったのが軽量化できなかった原因のようです。
もし軽量化で肉抜きするのであれば、完成品からドリル開けがてっとりばやそうです。

③写真右が最後のタイプ。
だいぶムダが減りましたが、ギリギリ3.0gを下回るパーツとなり、思ったほど軽量化できず。
横を向いた時に腰ヨー軸サーボと腕ピッチ軸サーボの空間を埋める支柱が必要と気づき、付け足しました。




th_CIMG6245.jpg

こんな感じで使います。
手で腰サーボをひねってみた感じ、明らかに安定感が増した感触がありますが、実用性はいかほどでしょうか。




3Dプリンタを使うなら出力屋さんに発注したほうが総コストで安上がりと思っていましたが、
自宅に機材があるとどんどん試行錯誤できてラクです。時間が無限にあればいいのに。

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CUBIS導入


発作的に3Dプリンタが欲しくなりました。

選ぶポイントは、

①今すぐほしい。安いほどよい。できれば数年後に買い替えたい。
②精度はそこそこでOK。競技ロボットメインだと近くでは見ないので。
③ABSが使えること。
④箱形がよい。温度が保てていいらしい。
⑤なるべく手軽に使える便利さは重要。日本語マニュアル必須。

という観点で探しまして、CUBIS1.5さんに落ち着きました。
本体価格59,800円、フィラメント1つ2,980円です。部屋占拠面積も許容範囲・・・です。




動かしてみると、3Dプリンタはモーター音が面白いです。
少し音階があり、昔のプロッタプリンタやFAXにちょっと似ています。
独特のリズムパターンとメロディーを聞きながら、終了をわくわくしつつ気長に待つ感じも含めると、一番似ているのはデーターレコーダーかもしれません。

そして、出来上がりを待っている間は、振動にも気をつけなくてはなりません。
子供が寄ってくると思わず「ドンドンしないでね!」と言ってしまうのですが、
そういえば私の子供時代も、カセットテープやレコードのダビング中も、同じようなことをよく言われていました。

最先端の家電を導入したつもりでしたが、なんだかPC周辺だけ一気に昭和の雰囲気です。
そういう意味でもいいですね。3Dプリンタ。




実制作として、まずはゼムネスのヘッドパーツを作ってみます。




まずCADデータ作り。
ハリキって軽量化のための複雑形状をスケッチアップしてみましたが、
SLICERが上手く認識してくれませんでした。ので、とりいそぎ認識してもらえるシンプル形状に改めました。
(ちなみにSLICERとはCADデータを3Dプリンタ用の積層データに変換するソフトのことです。)




次は出力です。
出力直後の余分なフィラメントを取り除こうとして第一層ごと外してしまったり、
すぐに反ってやり直したり、
反るのは温度が問題かと思って毛布をかけてみたら、フィラメントが詰まってでなくなったり、
反りをブリム設定で対処したつもりが、その設定を読み込まずに実行ボタンを押してたりと、
夜のミステイク祭りを楽しみつつ・・・




th_CIMG6239.jpg

ヘッドパーツができました。
反り対策に関しては、スティック糊が良いと公式にもありましたので、
「シワなしPiT」ヒーテッドベースに塗ってみました。

左側のパーツは最初に出力したもので、反ってしまったもの。
右側のパーツは「しわなしPiT」のおかげでまあまあ成功と言えるものです。
ちなみにレゴ用のポッチは、5mm径だとキツすぎ、4.6mm径だとゆるすぎました。
4.7mm〜4.8mmぐらいがちょうど良さそうです。




3Dプリントを使える環境が整いましたところで、ゼムネスの安定化作業に戻ります。

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プロフィール

二名川(ニナガワ)

Author:二名川(ニナガワ)
ホビーロボットをレトロゲームが発展したものと捉えて楽しく遊び倒します。
子供が夢を見ている時間帯に稼働します。

宣伝:電子出版しました。
「コンソロイド ガイドブック」
46107_CONSOLOID_GUID_FACE_200.jpg





■作成中の機体
汎用ヒト型決戦遊具 ~RX計画~
RX-7.5 ゼロタンク
RRf-0.6 ゼニィ
RXM-7.9 ゼムネス
RX-7.5R 量産型ゼロタンク
RX-7.5Fp ファミタンク仮設1号
RX-7.7 ゼロキャノン
RX-7.8 ゼログレイ
SMS-0.1 ゼロライナー
以下続く

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